- 2024.12.3
- 24時間ジム
一人ひとりに最良の結果と満足感を提供するために。ホスピタリティーの追求と24時間運営の安全管理をAIカメラで実現
石橋産業開発株式会社は、「一人ひとりに最良の成果と満足感を提供する」をコンセプトに東京都渋谷区で、フィットネスクラブ広尾を運営しています。
24時間ジムやホットヨガ、週110本・50種類以上のレッスン、パーソナルトレーニング、アロマ岩盤浴/スパなど充実した施設に加えて、2023年7月にはコワーキングスペースとキッズレッスンスタジオもオープンしました。幅広い世代が効率よく運動できることから地域の方を中心に注目を集めています。
2023年10月にOpt Fitが開発・提供するAIカメラソリューション「GYM DX」をご導入いただきました。今回は、フィットネスクラブ広尾の石橋様と飯塚様にGYM DXをお選びいただいた理由や、今後の展望についてインタビューを実施しました。
人の目による監視で危険を回避、GYM DXでしか叶えられなかった
───GYM DXを導入したきっかけを教えてください。
フィットネスクラブ広尾は、24時間営業という業態です。2023年8月に24時間運営のテストを開始し、補助金を利用して24時間営業化を行いました。
その際、「一人ひとりに最良の成果と満足感を提供する」という施設のコンセプトを、お客様により実感していただくためにも、24時間運営時の安全性の担保が必要だと考えました。
もともとフィットネスクラブ広尾の建物のオーナーは、セキュリティや外観の問題から24時間営業に反対していた背景があり、そのためにGYM DXの導入を検討していました。
GYM DXの導入に至るまでには、約1年間の期間を要しました。無人化自体が初めての試みであったため、安全面が最も大きな課題であり、正直なところ本当に問題ないのかという不安がありました。
他社の類似サービスでは、緊急通報ボタンを押すことで緊急対応が可能ですが、実際に倒れてしまった人は緊急通報ボタンを押すことが困難です。
GYM DXのAI監視機能では、AIだけでなく24時間サーバーセンターの人の目を活用して最終確認を行い、危険を回避できる点が、非常に安心できると感じました。
また、コスト面や対応スピードにおいても、GYM DXでしか叶えられないことが多く、導入に至りました。
GYM DXで安全性向上と月45時間分のコスト削減を実現
───GYM DXの導入効果を教えてください。
GYM DXのマシン・エリア利用率分析機能を活用しています。レイアウト変更などの相談にも乗っていただいて、迅速に対応していただけるので感謝しています。
24時間分のデータを取得することで、従来のスタッフの目による分析とは異なる点も多く、新たな気づきを得ることができました。
フィットネスクラブ広尾では、24時間運営という業態上、不正入館の面においても不安がありましたが、不正入館検知・不正侵入検知機能をオプションでつけたことで、安全性が高まりました。
GYM DX導入以前は、運営の都合上、朝7時に1名のスタッフが出勤する必要がありましたが、導入後は無人でも異常検知ができるようになったため、8時30分の出勤というシフトに変更しました。その結果、1ヶ月に換算すると45時間分の人件費の削減にもつながり、コスト面でうれしい効果を得られました。
加えて、カメラのデータを確認する必要がある際に、以前はデータ格納場所を把握しているスタッフが少ない上に、監視カメラを遡る作業に多くの時間を要していましたが、GYM DXを活用することで、日時を入力するだけですぐにカメラのデータを振り返ることができるようになり、データ確認の業務が効率化されました。
───GYM DXを活用してどんなジム運営を目指していきたいですか?
24時間運営であっても、安全を担保したスポーツクラブの運営を目指していきます。業態の特性上、女性の方は夜遅い時間帯でのご利用に不安を感じる方もいらっしゃいますが、フィットネスクラブ広尾では夜間帯も含めてスタジオレッスンを多く行っておりますので、女性の方も安心してご利用いただけると自負しています。
もちろん女性だけでなく、若年層の方にもご利用いただけるように、キッズレッスンの充実にも取り組んでいます。16歳以上は参加できないキッズレッスンをより充実させるために、休館日にスタッフが全員集まり、研修を行っています。
年年齢を重ねるにつれ、健康な心身を維持するために運動は欠かすことのできない大事な要素となります。
私たちは、老若男女を問わず、一人ひとりに寄り添ったサービスを提供し、幅広い世代の皆さまに愛されるスポーツクラブを目指してまいります。
導入企業紹介
企業名:石橋産業開発株式会社
施設名:フィットネスクラブ広尾
URL:https://www.fitness-hiroo.com/
導入前の課題:24時間運営時の安全性の担保
導入の目的:人的工数の削減、データ確認の業務が効率化
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