GYMDX

  • 2025.3.19
  • 一般型ジム

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人材不足時代のフィットネス運営。GYM DXで叶える安全管理の強化と人件費削減

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ガルフスポーツクラブは、沖縄県に3店舗を展開するスポーツクラブです。
Opt Fitが開発・提供するジム専用防犯カメラソリューション「GYM DX」を浦添市にある前田店にご導入いただきました。同店の支配人である川満様にGYM DXをお選びいただいた理由や、今後の展望についてインタビューを実施しました。

───ガルフスポーツクラブの特徴を教えてください。

ガルフスポーツクラブは、ジム、スタジオ、プールがある総合フィットネスクラブです。ジムとしてはコンパクトではありますが、運動初心者の方でも扱いやすいマシンを取り揃えています。
毎月100件を超えてご利用いただいている、人気のパーソナルトレーニングやパートナーストレッチなどの有料プログラムもございます。
前田店の会員様の構成としては40代〜50代の方が多い傾向にあり、中には70代の方もいらっしゃいます。パーソナルトレーニングは、体力向上はもちろん、トライアスロンチャレンジを目標にされている方に特に人気を博しています。
沖縄ではNAHAマラソン、石垣と宮古島ではトライアスロンが盛んであるため、日々のアドバイスはもちろん、マラソンやトライアスロンの大会が行われる際には引率も行っています。大会でも積極的なコミュニケーションを心がけています。

当ジムは、他のジムと比べてアットホームな雰囲気が大きな強みです。会員様とスタッフ間はもちろん、会員様同士の会話も多く、地域のコミュニティの場として会員様の心身の健康維持、増進に寄与しています。
私自身は水泳の指導を30年ほど行ってきているため、プールがメインです。会員様とはレッスンやプールサイドでのコミュニケーションが多く、水泳のフォームやトレーニング方法などについてお話させていただいています。

───GYM DXを導入したきっかけを教えてください。

弊社の社長と本部長が、東京で開催された展示会でGYM DXを知ったことがきっかけです。
近年は、様々な業界で人手不足が課題となっており、弊社も例外ではありません。その状況であっても、運営における安全管理の質を落とさず、人員の配置の見直しや適正化を図りたいという課題がありました。
また、当ジムは年齢層が高いこともあり、これまで実際に危険な状況が生じることもありました。そういった際には、会員様が気づいてくださることが多いですが、AIによる異常検知でさらなる安全管理を目指すべきだと考えました。
監視カメラの導入の際には、他社の防犯カメラと比較をすることはありませんでした。GYM DXのAIによる異常検知に加えて人による二重チェックによって誤報を減らす点や、マシン稼働時間を分析できる機能にも魅力を感じました。

イニシャルコストを抑える「レンタルプラン」があることも、導入の心理的ハードルが下がりました。担当の方もこちらの疑問や希望に親身に対応していただき、とても信頼できた点も大きな決め手です。

───GYM DXの導入効果を教えてください。

弊社のWebサイトから混雑状況を随時確認できるようにし、会員様が来館前にチェックできるようご案内しています。特に仕事が忙しい年代である40代の会員様から「非常に便利でわかりやすく、ありがたい」という声もいただいており、会員様の通いやすい環境づくりにつながっています。
マシン利用率の分析機能では、マシンの利用頻度から今後の導入マシンや配置変更などの際に活用予定です。

また、GYM DXは、会員様の安全管理だけでなく、スタッフの動き方のチェックにも貢献してくれています。ダッシュボードからスタッフの動きを見て、動きなどのアドバイスを行っています。GYM DXは、私だけでなく本社でも活用しており、情報を共有し連携しながら様々な取り組みを進めています。

もちろん、当初の導入目的であった、安全管理の質を落とさず、人件費の削減や業務効率の改善にも効果がありました。
20時以降は利用者が少なく、一人でトレーニングできる方が多いという傾向があり、スタッフの人員を削減し、GYM DXのダッシュボードで状況確認を行う運営方法に変更したところ、人件費において前年比で1ヶ月あたり約5万円の削減に成功し、大きな手応えを感じています。

現在、昼の時間帯の運営方法は導入前と変更点はありませんが、マシンの利用率や混雑状況などを確認しながら、ジムエリアはGYM DXのAIカメラに頼りつつ、スタッフが必要な他のエリアに人員を配置する方法での見直しや適正化を目指していきたいです。

GYM DXの導入によってオペレーション改善ができたという副次的な効果もありました。
導入時には、フロントのスタッフから「収音カメラを設置することで“見られている”という感覚につながり、緊張する」という声があがりましたが、フロント全体は映さずカウンター部分のみが映ると説明をするとスタッフも安心してくれました。
お客様からのクレーム時や、対応に不安がある際の活用を提案した結果、カスタマーハラスメント対策としての安心材料にもつながっています。

───今後GYM DXを活用して実現したいことはありますか?

総合スポーツクラブならではの、コミュニケーション重視の接客を維持しながら、フロントやプールなどの部署と連携したスタッフの配置の適正化を通し、ジムだけではなく施設全体の人件費削減を目指していきたいです。

GYM DXを導入したことで、実際に会員様からもご家族からも「より安心して通えるようになった」という良いお声をいただいています。
高齢の会員様もいらっしゃるため、ご家族からは「運動中に倒れるようなことがあったら心配だ」という声もありましたが、AIカメラによる更なる安全管理を通じて、会員様のご家族にもより安心していただきたいですね。
AIカメラでジム内での安全管理をしっかり担保しつつ、人の手でしかできない業務やサービスに注力し、顧客満足度の向上を目指してまいります。

▼導入企業紹介

企業名:株式会社 沖縄スイミングスクール
施設名:ガルフスポーツクラブ
URL:https://www.gulfwavezone.jp/
導入前の課題:人材不足の中で安全管理の質を維持しつつ、人員配置の最適化が必要だった。また、高齢の会員が多く、運動中のリスクに対応できる監視体制の強化が求められていた。
GYM DX導入の成果:AI監視による安全管理の強化により、会員の安心感が向上。人員配置の適正化により、ジム運営の効率化と人件費削減を実現した。

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